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1 Egg ★ :2018/05/13(日) 08:15:00.23 ID:CAP_USER9.net

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あの9頭身美女は、家出同然で浜松市から上京していた。田中道子(28)。2016年にテレビ朝日系「ドクターX」でデビューし、最近はNHK大河「西郷どん」に出演した注目女優だ。建築士として静岡で生きるはずが、23歳で芸能事務所入り。猛反対した父との関係、深い静岡愛、将来を日刊スポーツに語った。

田中道子「パンツ下ろして」西田敏行アドリブに困惑
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 インタビュー開始前。J1磐田の勝利を伝える日刊スポーツ静岡特集の紙面と久保ひとみの連載コラムを見せるや、前のめりになって言った。

 「私、ずっとジュビロを応援しています! 静岡ダービーにも行っていましたし、試合は途中経過からチェックしています。久保さんは憧れの人。大学時代は『久保さんみたいになりたい』と思って、テレビ静岡の番組に出させていただいていました」

 浜松市に生まれ、両親、6歳上の兄、5歳上の姉の愛情に包まれながら、幸せに暮らしていた。

 「末っ子でかわいがられていました。中学まではテニス部で活発。公園で走り回っていました。ただ、進学した浜松市立は強豪で、私は体験入部で挫折。吹奏楽部に入りました。そこからはインドア派になり、休日には父と一緒に図書館に行っていました」

 静岡文化芸術大に進学。都市デザインを学び、卒業後に2級建築士の資格を取得した。

 「在学中、ミスコンには出ていましたが、事務所には入っていませんでした。単身で東京に出るのも怖かったですし、このまま地元で生きていくんだと思っていました」

 静岡県内で建築士として働くことを第1志望にしつつ、都内にある建設会社の就職説明会に参加。その後、ミス・ユニバース・ジャパンで知り合った現在の所属事務所社員にあいさつに行き、進路が急転した。

 「廊下ですれ違った社長と面接することになりまして、『女優になる気があるなら、来週から上京してレッスンを受けなさい。今、23歳なら悩んでいる暇はないよ』と。私からすれば、『無理』と諦めていた世界なので、二つ返事で『はい。来週、必ず静岡から出てきます』と言いました」

 だが、家族からは猛反対され、父親は激怒した。

 「説明会に行ったはずが、『事務所に入ることになった』ですから、怒られるのは当然でした。教師で真面目な父は『認めない。芸能界に入ると地獄に落とされるぞ』と。それでも、私は必死でした。道子は、父が『自分の道を歩ける子』という意味でつけた名前。『これからもそうありたい』と返し、連日、朝まで言い合いを続けました」

 ついに、タイムリミット。仕事に出掛ける父を見送った後、スーツケース1つで家を出た。

 「涙する母を振り切り、東京行きの高速バスに乗りました。心の中で『ごめんなさい』と言いながら、私も泣きました」

 貯金もなく、見つけたのは、敷金、礼金ゼロの家具付きシェアハウス。タイ人女性との生活が始まった。

つづく

日刊スポーツ 5/13(日) 5:00配信
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